ケトジェニックは特別なダイエットではない

ケトジェニックと脂質制限どっちが痩せる? 100日ダイエット

私は脂質制限とケトジェニックを交互に切り替えながらダイエットをしているのですが、ケトジェニックと人間の構造について思ったことがあるので書き連ねていきたいと思います。

ケトン体回路とは

人間のエネルギー回路は糖質をエネルギー源とする「糖質系回路」タンパク質をエネルギー源とする「糖新生回路」脂質をエネルギー源とする「ケトン体回路」の3種類があります。

ブドウ糖が脳の唯一のエネルギー源などと言われることもあったらしいですが、人間は脂質をケトン体に変換してエネルギー源とすることができます。

人類は糖質を摂取することは稀だった!?

原始人

もし仮に糖質のみを脳エネルギー源としていたとしたら農耕大革命が起こる前はどのように栄養を摂取していたのでしょうか。

果実や芋などから糖質を摂取することは可能かもしれませんが季節によっては収穫できるかどうかもわからない植物をメインのエネルギー源にするには無理があります。
そんな脆弱な生き物が何百万年も数を増やしながら繁栄し続けられる訳はありません。

人間は糖質が摂取できる環境では「糖質系回路」を使用し、糖質が摂取できない環境では「ケトン体回路」を使用して生き抜いてきたのです。

人類はそもそもケトン体を中心としてエネルギーにしていた

700万年前に最初の人類が誕生し、初期のころは肉食動物の食い荒らした残骸から骨髄をすすって生きていたともいわれています。

その後、人類は狩猟を覚えタンパク質と脂質を摂取できるようになって脳が肥大していったと言われていますが、糖質を摂取することは稀だったのではないかと思います。

いまから1万年ほど前から農耕や牧畜が始まり、ここ数百年で農耕革命が起きて糖質を中心とした食文化を形成しましたが、それまでの何百万年もの長い年月を狩猟と採取で生きてきました。
そう考えるとそもそも人類はケトン体のエネルギー回路をベースに生きてきたのではないかと考えられます。

しかし、飽食の現代で普通に暮らしていたら「ケトン体回路」をメインで使用することはありません。

胎児はケトン体をエネルギー源にしている

人間は胎児の頃はブドウ糖ではなくケトン体をエネルギーとして使っているらしいのですが、何百万年も「ケトン体回路」をベースにして生きてきたのとしたらそれもなんとなく腑に落ちます。

ケトジェニックは特別なことではない

ケトジェニックがダイエットに効果的などと言われていて、まるで魔法のメソッドのように考えている人もいるかもしれませんが、ケトン体回路は本来人間に備わっている機能であって特別なダイエットメソッドではありません

現代人は糖質に溢れた生活をしていて、ケトン体回路に切り替える必要がないというだけです。

なぜケトジェニックが特別視されるのか

脂っこい肉

なぜここまでケトジェニックがもてはやされるのでしょうか。

ケトジェニックによる水分減少

ケトジェニックダイエットを初めて数日で2kgほど体重が落ちますが、それは筋肉内でグリコーゲンに結びついていた水分が抜けるだけで体脂肪が減ったわけではありません。
しかし、数値で出てしまうとうれしさのあまり「ケトジェニックで痩せた」とSNSに書いてしまうわけです。
これがケトジェニックが痩せやすい特別なダイエットだと思わせる一端になっていると考えられます。

初めてケトーシスに入った時に感じる冴え

私が初めてケトーシスに入った時、感動を覚えるほどに目がバチバチに冴えて頭がスッキリしました。
「ケトーシスやベぇ!」と思った人も多いと思います。
しかし、ケトーシスの状態を続けるうちにその感覚も鈍化し、それ以降改めてケトーシスに入っても最初のケトーシスほどの冴えは無くなっていきます。(個人的感想)

生まれてから糖質たっぷりの母親の母乳を飲み、以降は米やパンをたらふく食ってきた人にとってケトーシスは不要なわけで、数十年ぶりに使用する「ケトン体回路」を使うのですから体の変化があるのは当然です。

もしかしたら、ずっとバチバチに冴えていると言う人もいるかもしれませんが、このケトーシスに初めて入った時の異常な冴えがケトジェニックの話題性を産む原因の一つかもしれません。

かく言う私も最初にケトーシスに入ったときはずっとケトーシスだったら最高じゃんと思ってました。
しかし、慣れてしまえばいつも使ってる回路でしかなくなってしまうわけです。

ケトーシスによる体の変化

正直、ケトーシス状態は調子がいいです。

ケトジェニックによる体の変化は「食後眠くならない」、「おなかが減りにくい」など色々とありますが、一番肌で感じるのは肌荒れや吹き出物が出ないと言うこと。

ケトジェニックで体調が良くなる点に関しては糖質は悪だと言っている人の意見も分からなくはないですし、肌の状態を保つためだけにケトジェニックやってもいいくらいだと思います。

しかし、飽食の現代ではケトジェニックずっと続けるのは難しいので、その肌の変化も一時的なものに過ぎないです。

ケトジェニックと糖質制限どっちがいいのか

ケトジェニックと脂質制限どっちが痩せる

ケトジェニックは脂肪を落としやすく、脂質制限は筋肉を残しやすいという傾向があると言われていますが、ボディービルダーやウェイトリフターでもない単なるダイエッターならどちらでもいいと思います。

結局、「カロリーはカロリーである」という宇宙の法則は揺るぎないため、摂取カロリーが消費カロリーを下回れば脂質制限でもケトジェニックでもどっちでも体脂肪は減っていきます。

個人差があると思いますので体に合う方を選択すればいいだけです。

なぜケトジェニックと脂質制限を切り替えるのか

ではなぜ私がケトジェニックと糖質制限を切り替えながらダイエットを行っているかというと、いろんなものを食べたいからです。

脂質制限をしていると脂ののったステーキや焼肉を食べることができませんが、ケトジェニックダイエットなら気にせずに食うことができます。
逆にケトジェニック中は米やパンやパスタなどの美味しい糖質を食べることができませんが、脂質制限なら毎日食べることができます。

脂質と糖質の化け物であるラーメンやハンバーガーなどはチートデイにでも食べれば、ダイエット中でもほぼすべての料理を食べることができます。

ダイエット中は食べ物が単調になりがちで、精神的にも負担が大きいです。
楽しく美味しくダイエットをするためにケトジェニックと脂質制限を切り替えることは有効だと考えています。

穀物の加工技術は人類の英知

焼きそばパン

高エネルギーである脂質を上手に使うケトン体回路は、長い飢餓の時代を生きてきた人類の術ですが「本来人類はケトン体回路を使用していたのならそれに回帰しよう」と考えるのは間違いだと思います。

美味しくて高エネルギーで、保存も効く米や小麦。
そんな革命的穀物を効率よく生産できるようになったのに、それを食べないというのは非常にもったいない。
美味しくてパワーが出る糖質もちゃんと摂取し、そのエネルギーで筋トレを行い、バルクアップをしていきましょう。

もしケトジェニックに興味があったらやってみるのもアリだと思います。
「ケトジェニックは特別なダイエットではない」と言いましたが、私は脂っこい肉が食えるケトジェニックは大好きです。

ダイエットに有効とされている2大メソッドの「ケトジェニック」と「脂質制限」。
それはどちらも特別なものではなく昔から人類に備わっている機能を利用したものです。

どちらもメリットとデメリットがありますので自分の体に合ったものを選択しボディメイクに向き合っていきましょう。

100日ダイエット
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