どうも。アニサキスに少しだけ詳しいトレーニーです。
魚釣りが好きで、魚を沢山さばいてきて沢山アニサキスを取り除いたり観察したり育てたりした経験から少しだけアニサキスに詳しくなりました。
先日、アニサキス症になるまでのフローチャートをわかりやすく図解した画像がTwitterで5万いいねを超える大バズり致しまして、その流れで実際にアニサキスを食ってみることにしました。
アニサキスのフローチャート
まず、大バズりしたアニサキスのフローチャートについて説明いたします。
パチスロのフローチャートを模して作成しました。
パチンカスだと一目でアニサキスを体内に取り込んでからお腹が痛くなるまでの流れがわかると思いますし、アニサキスに詳しい人はパチスロがどのようなゲーム性なのか一目で理解できると思います。
この画像を作成した意図
多くの人が、アニサキスが体内に侵入したらお腹が痛くなると思っているらしいのですがそうではありません。
みんなが怖がっているアニサキスですが、実はみんな知らないうちにアニサキスを体内に取り込んでいるんだけど気付いていないだけで、アニサキスを取り込んだ際にアレルギーを発症してアニサキス症になるということをわかりやすく説明したものです。
フローチャートの解説

北と南
南のほうがアニサキスが少なく、北に行くほどアニサキスに寄生されている個体が増えるとされています。
太平洋と日本海
太平洋と日本海ではアニサキスの種類が異なり、日本海側に生息するアニサキスのほうが身まで侵入しやすく、なおかつアレルギーを発症しやすいとされています。
九州の魚は安全!?
つまり、玄界灘あたりで獲れたサバのアニサキスなら、食べてもお腹が痛くならない!?
いいえ、長崎あたりのサバでもアレルゲンとなりやすい種類のアニサキスも寄生していますのでアニサキス症を発症する可能性はあります、ただ確率としては低いほうではあると思います。
アレルギーを発症してしまうと魚が食えなくなる
アニサキスアレルギーを発症していなければ、猛烈にお腹が痛くなって病院に駆け込むことは無いかもしれませんが、一度でも発症してしまうと死ぬまでアニサキスに怯えることになります。
(パチンコ風に表現すると表面上は日常モードですが内部でアレルギーモードが成立しています。)
アニサキスの弱点実証実験
長崎産のサバを買った際に、過去に例がないくらいアニサキスが身に侵入している個体がありましたのでこのサバを実際に食って人体検証するのですが、その前にアニサキスの弱点が何なのか検証します。
アニサキスに正露丸が効くのか
玄界灘のサバを食べてもアレルギーを発症する可能性が低いとはいえ、もしアレルギーを発症してしまったら病院のお世話になってしまう可能性があります。
もし、お腹が痛くなってしまった時のために「正露丸」が本当に効くのか実験しておきたいと思います。
アニサキスを飼ってみた
アニサキスを4匹確保し、「水」、「酢」、「正露丸水溶液」、「ウイスキー」の4種類で生存時間を測りました。
結果としては、水と酢はアニサキスが弱体化することはなく、正露丸水溶液は30分ほどでアニサキスの動きが止まりました。
そしてウイスキーですが、1分以内でアニサキスの動きが停止したのです。
個体差がある可能性があるため、酢と水で飼育したアニサキスをウイスキーに入れたところ1分程度で動きがとまったのでアニサキスがウイスキーに弱いことはほぼ証明されました。
アニサキスはアルコールに弱い
アニサキスは正露丸が効くという情報は有名でしたが、それ以上にアルコールに弱いという情報は聞いたことがありませんでした。
もしかしたら大発見をしたかもしれません。
もし今回、アニサキスを体内に取り込んでお腹が痛くなったらウイスキーをがぶ飲みしたいと思います。
※あくまで個人の感想ですので真似しないでください。
実際にアニサキスを食ってみた
身に取り切れないほどのアニサキスが侵入していたサバを、漬け丼にして食べました。
視認できるだけで数か所のアニサキス痕があったので、恐らくですが十数匹はアニサキスを食ったと思います。
日本海の南のほうで獲れたサバならアニサキス症になるリスクはかなり低いはずです。
さて、どうなることでしょう。
1日目:数時間後
胃が張っていて、違和感に近い程度の痛みがある。
これはアニサキスが胃に嚙みついていることによる何かしらの反応だろう。
アレルギーではないようだが、さすがに十数匹のアニサキスを胃に入れたら何かしらの反応はあるようだ。
我慢はできるほどの違和感ではあるので普通に筋トレも行うし日常生活を送れる。
ただし少しダルい感覚があったので昼寝はした。
1日目:ウイスキーでアニサキスを殺す
このまま1週間胃に住まれても困るので、晩酌にウイスキーを飲むことにした。
酒は20年間ほぼ欠かさず毎晩酩酊するまで飲んでいるので特に変わらない日常ではある。
もしかしたらこの飲酒習慣が「生魚大好きでこれまでアニサキス胃に侵入させているにもかかわらずお腹が痛くなったことがない」要因かもしれない。
2日目:腸に1匹侵入した
まだ胃は張っているものの、体のダルさや違和感は軽減された。
アルコールが効いたのかどうかは定かではない。
アニサキスを駆逐したと思っていたのですが、筋トレ中に腹圧をかけると右下腹部がズキズキと痛む。
ただし我慢できないレベルではないので筋トレはできる程度の痛み。
腸に侵入させてしまった!
アニサキスが胃を突破し腸に到達する可能性は数パーセントだが数十匹のアニサキスを胃に入れたので1匹ぐらいは胃を突破して腸に到達する個体がいてもおかしくはない。
もし私がアレルギーを発症していたら内視鏡では取り除けず手術することになっていたかもしれないと考えると結構恐ろしい。
2日目:アルコールと正露丸でアニサキスを殺す
腸に到達されることは想定しておらず少し危機を感じたのでアルコールと正露丸のダブルアタックでアニサキスを退治する。
3日目:アニサキス駆逐
アルコールと正露丸のダブルアタックが効いたのかは定かではないが、痛みも何もなくなり完全に回復した。
検証結果:アニサキスは食うな!
この記事を見てアニサキスを食べたいと思う人がもしかしたらいるかもしれませんが、食べないでください。
アニサキスは食べ物ではありません。
アニサキスを胃に入れてもアレルギーを発症していなければ劇症化はしないことを確かめることができますしたが、もしそれでアレルギーを発症してしまったら一生魚を食えない体になってしまいます。
生魚を食べる場合に身にアニサキスが侵入している場合は確実に取り除くか加熱調理にしましょう。
アニサキスは正しく恐れよう
アニサキスリスクが低い魚もいれば高い魚もいますし、リスクの高い魚は加熱すれば大丈夫です。(アレルギー発症者を除く)
アニサキスを正しく理解し、正しく恐れましょう。




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