サバを食って食中毒になりました。
筋トレには関係ないので記事とするか悩んだのですが、貴重な体験だったのでご報告したいと思います。
魚を食いまくっていたが今まで食中毒になったことはなかった
魚が好きで子供の頃から毎食のように魚を食べていました。
誕生日はケーキではなく鯛の舟盛りでした。
さらに大人になって海釣りをするようになり、数多くの種類の魚を大量に食べるようになったのですが、魚を食べて食中毒になったことは一度もありませんでした。
しかも、ほぼ生食です。
これだけ食べてて食中毒を起こしたことがないのは魚の下処理に絶対の自信があるからです。
釣った魚はその場で血抜きをし、早い段階で内臓を抜きビブリオやアニサキスには最大限気を付けています。
しかし、筋トレが趣味となったため魚を釣ることがなくなり、鮮魚店やスーパーで魚を買うようになりました。
サバはトレーニーにとって優秀なサプリメント
サバはトレーニーにとって本当に優秀な食材です。
消化しやすいタンパク質、テストステロンの分泌を促すビタミンD、筋タンパク合成を促進するビタミンB2、筋繊維の修復に効果的な亜鉛、脂肪を減らすオメガ3脂肪酸など
サプリメント色々買うくらいならサバ食ってりゃいんじゃね?というくらい優秀です。
このサバを美味しく食べるために毎週のようにサバを買って刺身で食っていました。
サバに当たった原因
いつものように週末サバライフを楽しんでいたんです。
この時は鮮魚店でもサバが見つからず、仕方なく夕方のスーパーでサバをゲットしました。
状態は良くなかったのは分かっていたのですが、正直これまで状態の悪いサバを食いまくっていたにもかかわらずヒスタミン食中毒になることがなかったので今回も大丈夫かなと思っていました。
サバを食ってヒスタミン中毒になった
サバを食って1時間ほどしてから、おでこが熱くなり硬く腫れてきたのです。
「とうとう来てしまったか、、、」
この瞬間に、ヒスタミン食中毒になったと確信しました。
ヒスタミン食中毒は死に至るような症状は出ないので、落ち着いて夜間対応の病院を探しました。
病院を探しているうちに、腫れがおでこから目に、目から鼻に、鼻から口にへと広がっていき全身に蕁麻疹が出ました。
ヒスタミン食中毒による目の腫れ

おでこは硬く腫れゴワゴワしており、目が腫れで潰れて発症後30分で既に別人です。
ヒスタミン食中毒による口の腫れ
アンジェリーナジョリーみたいにセクシーな唇になりました。

顎の下あたりの皮膚の薄い部分には蕁麻疹ができていて結構痒い。
ヒスタミン食中毒による蕁麻疹
全身の皮膚の薄い部分に蕁麻疹ができました。

猛烈に痒いというわけではありませんでしたが、けっこう痒い。
ヒスタミン中毒は症状が軽いという印象があったのですが、これ結構ひどいパターンなのでは!?と思い少し焦りました。
ヒスタミン食中毒による症状
- 顔が腫れ赤くなりゴワゴワと硬くなる
- 食道が腫れていて水が飲みにくい
- 熱が37.9度まで上がった
- 全身に蕁麻疹
- 下痢があったが軽度
- 吐き気は最初にちょっとだけ
ヒスタミン食中毒で出なかった症状
- 腹痛は無い
- 息苦しさはない
- 意識ははっきりしている
そもそもヒスタミン食中毒とは
ヒスタミン食中毒は、ヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に魚類及びその加工品を食べることにより発症する、アレルギー様の食中毒です。
厚生労働省/ヒスタミンによる食中毒について
ヒスタミンは、食品中に含まれるヒスチジン(タンパク質を構成する20種類のアミノ酸の一種)にヒスタミン産生菌(例、Morganella morganii)の酵素が作用し、ヒスタミンに変換されることにより生成します。
そのため、ヒスチジンが多く含まれる食品を常温に放置する等の不適切な管理をすることで、食品中のヒスタミン産生菌が増殖し、ヒスタミンが生成されます。
ヒスタミンは熱に安定であり、また調理加工工程で除去できないため、一度生成されると食中毒を防ぐことはできません。
愛媛県庁/ヒスタミン食中毒にご注意ください!
- ヒスタミンを多く含む食品を食べることでおこります。
- 主な原因食品はサバ、マグロ、イワシ等の赤身の魚です。
- 原因食品を食べた直後~1時間程度で発症します。
- 主な症状は顔面紅潮、頭痛、吐き気、じんましん等のアレルギー様症状です。
- ヒスタミンの中毒量は22~370mgとされています。
要約すると
ヒスタミン食中毒になりやすい食品を常温で長時間放置したものを食うとアレルギーのような症状が出るんだけど、火を通そうが生で食おうが関係ないから気を付けてねということ。
夜間の病院に向かう
正直、そこまで急を要する症状ではないと思ったのでチャリで30分かけて夜間の病院に行きました。
私以外の人間は、体温が上がると悪化する可能性があるので自動車で行ってください。お願いします。
サバを食ってヒスタミン食中毒になりましたと病院の人に伝えると「アレルギーです、アナフィラキシーショックです」と言われたが、違うんだな。
「ヒスタミン中毒なんです」と伝えても今ひとつ理解してくれず、、、
コロナで忙しい中対応してくれるので文句は言いません。
とりあえず何かしらの注射を打ってもらい、「セレスタミン」というステロイド系の抗ヒスタミン剤を処方されました。
薬のおかげか症状が軽くなったのでまたチャリで30分かけてまた家に帰り就寝。
ヒスタミン食中毒その後
ヒスタミン中毒の翌日
翌日、蕁麻疹も消えて体調も悪くない。
ヒスタミン食中毒は12時間ほどで症状が収まるとのことだったがその通りだった。
しかし、まだ顔が腫れている。
ヒスタミン中毒から48時間後
まだ、ほんのり腫れがあるが確実に腫れが引いている。
こんなに長引くものなのか??
もしかしたらヒスタミン食中毒でもかなりキツい当たりかたをしたような気がしてならない。
シワが無くなって若返った気がする
顔がほんのり腫れているせいかシワが無くなって10歳ほど若返った気がする!
ちょうどいい!このくらい腫れてるくらいがちょうどいい!
まぁ明日には元の顔に戻るのだと思いますが、、、
ヒスタミン食中毒から3日後
完全に腫れが引いて元の顔に戻りました。

ヒスタミン食中毒はマイナー食中毒
発症から3日後に念のため近くの内科に行ったのですが、、、
私:サバ食ってヒスタミン食中毒になりました。
病院の先生:ヒスタミン食中毒?(何言ってんだこいつ)
私:カクカクシカジカ、、、
病院の先生:アニサキスですか?お腹痛くないですか?
私:アニサキスではないしお腹は痛くないしアレルギーでもないです。
病院の先生:じゃ、じゃぁお薬出しときますね(汗)
という感じで伝わりませんでした。
現代ではヒスタミン中毒は珍しい
サバに当たるといえば現代では「アニサキス」を思い浮かべますが、冷蔵技術が発展していない昔は「サバに当たる」といえばヒスタミン食中毒だったのかもしれません。
現代では冷蔵技術が発展しているため「ヒスタミン食中毒」自体がレアな食中毒のようで、病院の先生も慣れていないようでした。
今まで魚を食いまくってきた私が、鮮度の悪い魚を食べまくってやっと発症した食中毒なので普段魚をそんなに食べない人がヒスタミン食中毒になることは滅多にないでしょう。
貴重な良い経験をしました。
食中毒は恐るのではなく、正しく理解することが大事
こういう記事を書いてしまうと、魚食を怖がってしまう人が増えてしまうことが懸念されますが、恐れることはありません。
食中毒は正しく理解すれば予防することができます。
私はサバに当たった3日後にまたサバを食べましたが、恐れなどありません。
これはイキってるわけではなく、食中毒についてより深く知ることができたからできることです。
「鮮度の悪い魚を丸々一匹食ったりしなけりゃそうそう当たらない」ということを学び、当たったところで死にはしないし、ちょっと体調悪くなった後に1日だけ肌がプリッと若返るだけ。
ただし、体の弱い人にとっては重大な症状になってしまう可能性がありますし、健康でも重い症状が出てしまうことがあるかもしれませんので気を付けるに越したことはないです。
こういう食中毒があるんだということを多くの方に知ってもらうことで、誰かが困った時の助けになればいいなと思います。





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